今回の暮らしのものづくりコースは、幼児さんと小学生合同で藍のたたき染めとTシャツ染め行いました🌿👕
「藍って何か知ってるかな❓」と子どもたちに聞いたところ、
「アイフルのアイじゃろ〜‼️」とボケもいただいたのですが😂、藍ってなかなか今は絵の具の色でしか知らないかもしれませんね。
藍はもともとは日本中で見られた色でした。
藍の葉には抗菌防虫作用があり、藍で服を染めると服が長持ちするということで、昔は藍染めの着物がよく着られていました。
藍色のことを「ジャパンブルー」とも言います。
汚れが目立ちにくく、品のある色で、染めやすく、藍は良いことづくしの葉です。
葉をお茶にしたり、天ぷらなどにして食べることもできます。
そんな藍の不思議な魅力をまずは「たたき染め」で体験してもらいました✨
たたき染めは、文字通り葉っぱを布に固定し、葉の上から叩いて染める技法です。
畑に出て、藍の葉を収穫し、透明テープで手ぬぐいに模様を固定し、後はひたすら叩きます。
叩かずにスプーンで擦って染めつけることもできるのですが、みんな普段扱わないハンマーでの作業が楽しかったようで、教室中にガンガンゴンゴンと作業音が鳴り響いていました😂
葉の緑色に染まった布も、石鹸水(アルカリ性)に浸すことで、薄い藍色に変化します。
葉の形を生かした素敵な手ぬぐいたちが完成❗️
たたき染めの横では、順番に藍の染液にTシャツを漬けて揉んで藍染めも行いました👕
生の葉っぱでも葉をミキサーにかけた後の汁を用いることで染色ができるのですが(ミキサーが結構壊れる作業なので😓)、今回は市販の藍染めセットを用いました。
初めは緑色に染まっていたTシャツも酸素にふれることで、見事な藍色に染まりましたよ😄
次回は、この藍染めTシャツの抜染(白抜き)を行い、お絵描きをした後、持ち帰っていただきます😊
今年も暑い夏になりそうですが、爽やかなジャパンブルーと共に涼やかに過ごしたいものですね🎐
次回もたっぷり楽しみましょう🎶